味がわからなくなったり、味覚が鈍磨したり、本来の味とは違った変な味に感じたりする障害です。
高血圧の薬や抗生剤、その他、各種の薬の長期使用によって生じる薬剤性の味覚障害がよくみられます(薬剤性味覚障害)。
また、血液中の亜鉛の不足により、舌の表面にある味を感じる細胞(味蕾)の新陳代謝が十分に行われなくなるために起こることもしばしばあり、その場合は亜鉛を補給する治療を行います。
舌にかびが生えていて、痛みをともなったりする味覚障害も稀に見られますので、そうした場合は、かびを除去する治療を行ったりします。
ほかに、味覚障害を起こす主な疾患には、口腔内の異常としては舌炎や口腔乾燥症(ドライマウス)など、味覚障害を招く疾患には、貧血や消化器疾患、糖尿病、肝不全、腎不全、甲状腺疾患などがあり、味覚を伝達する神経経路が異常をきたすことで味覚障害を起こす疾患には、顔面神経麻痺や脳梗塞・脳出血、聴神経腫瘍、糖尿病などがあります。
こうした疾患によって二次的に味覚障害が起こっている場合には、それぞれの原因疾患の治療が必要になります。
医療法人社団石和会
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