のどの使い過ぎによる一時的な異常感や声のかすれは心配無いのですが、そうした状態が数ヶ月続く場合や、徐々に進行する場合、また反復して起こる場合などは、原因を特定するために、耳鼻咽喉科医にご相談ください。
扁桃炎や咽喉頭炎、気管支炎など、よく見られるのどの病気から、声帯ポリープや悪性腫瘍、ぜんそく、アレルギーが関連している場合もあります。
脳・脳神経の変性疾患や腫瘍などで、のどの感覚異常・運動障害が生じていることもあります。
とにかく原因はさまざまであり、場合によっては症状が重い病気のシグナルになることがあります。
例えば、下記の喉頭がんの症状として、のどの異常感・声のかすれは特徴的ですので、よくよく注意が必要です。
喉頭がんは、喫煙者と多量飲酒者に発生率の高いのが特徴です。
声門上部に出来る「声門上がん」、声帯に出来る「声門がん」、声門下部に出来る「声門下がん」の3つに分けられ、症状はそれぞれ異なります。
異物感、いがらっぽさ、食べ物を飲み込むときに痛む、などの症状が見られます。
のどではいちばん多いがんで、初期症状は、声のかれです。食べ物を飲み込むときに、違和感をともなうこともあります。
かなり進行するまで、自覚症状がありませんが、最初の症状は、声のかれです。
―― のどの異常感や声のかすれが気になったら、一度は耳鼻咽喉科をご受診ください。
医療法人社団石和会
えびす耳鼻咽喉科
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03-3441-1187
》院長
片山諭(日本耳鼻咽喉科学会認定専門医/日本耳鼻咽喉科学会認定補聴器相談医)
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渋谷区恵比寿1-9-4
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